MARENGO ナポレオンが愛した馬 感想
「MARENGO ナポレオンが愛した馬」を読んだので感想を。
MARENGO ナポレオンが愛した馬
やまさき拓味/2004年/全2巻
ナポレオンの有名な画。ナポレオンを背にした白い馬。それがマレンゴ。ナポレオンのエジプト遠征が背景になっている馬物語。
全2巻と短めで、ナポレオンの有名な絵画に登場する馬をめぐる物語です。
まぁナポレオンと言えばフランス革命の後に台頭して、皇帝に登りつめた”吾輩の辞書に不可能という文字はない”の人ですが、そんな雰囲気はなくイケメンのお兄さんです。
登場する馬はマレンゴ、ファケレなど、人物は小林厩務員など名前や顔に聞き覚えのあるような面子がずらり。少し優駿の門とオーバーラップします。主人公は、ナポレオンというより、ある調教師の息子である少年視点となっています。
フランス軍に父親を殺された少年は、ナポレオンの命を狙おうとしますが、うまくいかず逆に馬の世話もまかされることになります。
物語のクライマックスに競馬(砂漠を走る草競馬みたいなもの)らしきものがあります。かなり長距離走っているので、スピードよりスタミナや丈夫さを競っているイメージです。
歴史小説ってわけでもないですし、競馬ともちょっと違うのですが、
やまさき拓味氏の漫画が好きな人なら手に取っても良いのではないでしょうか。
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